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お寺の歴史


 東照寺は慶安2年(1649年)に大曽根の大乗寺の三世生外意鉄大和尚によって開かれました。
 その頃の綱島は広い水田の中に島のように山があり、寺号を綱島山といいました。本尊は心と身体の健康を守ってくださる薬師様です。曹洞宗で本山は永平寺と総持寺で九州鹿児島の薩摩藩主、島津公の信仰が厚く、本堂内に島津斉宣公のかかれた額があります。歴代の住職も薩摩藩の武士の出身が多くいました。
 江戸の商人たちの信仰も厚く、境内にその人たちの名を刻んだ石の手洗いがあります。また古くから七福神の布袋尊を奉り、門前には六地蔵さんも並んでいます。本尊薬師如来はこの近郊の武蔵都筑十二薬師第十一番札所となっています。なお、本尊は秘仏として十二年に一度寅年の4月1日から4月20日までお開帳され巡礼の人で賑わいます。
 布袋尊は横浜七福神の一体で、毎年正月元旦から7日まで初詣の人たちが巡礼されます。
 平成19年7月に本堂耐震増築工事が完了いたしました。
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